私の身体に、いったい何が起きているの?

ある日突然、身体中に広がった正体不明の水泡。専門医によると、アレルギー反応が身体中で起こっているらしい。”Immune system is too strong.”とも説明された。”アレルギー反応” も “免疫機能の働きが強すぎる” のも言葉を聞いたところで、病気に関する知識がないので、その二つがどう繋がっているのかがわからない。

日本語で調べると、”自己免疫疾患” といって、免疫が自分を攻撃している。そして、医師からは、「免疫機能が良い菌、悪い菌の全てに反応しているのでこの薬を」と言われて、塗り薬、飲み薬とも、とても強い抗生物質を処方された。「とても強いので一週間だけ服用して、一時的に身体の菌を全て無くして、短期間でアレルギー反応を止める。」と説明された。正直言って、かなり怖い。自分の身体にそんなことするの?

抗生物質は20世紀最大の発明といわれる怖い薬。健康なら絶対口にしたくない。菌という菌を殺すので、世の中の感染症から人類を救った、ある意味では素晴らしい薬。でも自分の身体を守るはずの常在菌をも殺してしまう。なにをどうすればいいのか自分では判断できない。服用しないと治らないのはわかっているけど、躊躇してしまう。この治療法で合ってるの?強い抗生剤のリスクはいかほど?

こんなふうに、暗くて、怖い海の底を彷徨っているときに助けてくれるののが、上海のときの元同僚 G 。処方された薬や私の症状を確認して、アドバイスをくれる。日本語で相談できるのがなにより安心。

その一週間後、専門医の再診。抗生剤は弱くなるものの、また処方される。界面活性剤の使用されていないシャンプー、ボディーソープ、ボディークリームに変えるように言われた。肌が乾燥すると菌に反応しやすくなるので、肌の保護膜が大事だそう。今後の治療法として、Purple Light Box という言葉が出てきた。

金額も結構なものだったけど、お金より身体、と思って、どんな症状の人がやっているのかと、これをやった場合のリスクを聞いた。説明を聞いてもよくわからない、あまり効果がない印象。今回のことで、日本だったら、、と比較しながら受診して思ったのが、同じ西洋医学でも少しずつ捉え方というか、対処方法が違う感じがする。

そして、Purple なんとかは “カモられてる感” が否めない。インターナショナルの学生がいなくなって、大学も病院も小売店も、国内の全体的な消費が落ちている。インターナショナルの学生は、この国の経済を支える一つの柱。

そして、Purple Light Box を早速ググると、紫外線を浴びる装置らしい。日本では、認可が下りていなくて、一部の皮膚科で使用されているとネット情報。上海の元同僚からも紫外線は、一般的には痕が残ると言われているよね、と。

健康だけが取り柄だった私が、不安との戦いだった。自己免疫疾患はストレスを溜めないで、と言われた。そう言われても。この頃、COVIDのロックダウンによる孤独(周りの学生たちはほぼ帰国)と、大学入学のための IELTS スコアの伸び悩みのストレス。これで、健康面も合わせて、三重苦。溜めないでと言われてもどうすることもできない。

あとは食事療法。日本語のサイトを調べまくる。その頃の日本語のサイトで健康について調べると、「腸活」が流行っていた。その他にもいろいろ調べて、小麦粉、卵、乳製品、砂糖、油、カフェイン、あらゆる刺激物をやめることにした。大好きなものばかり。

この材料、おいしいものしかできないよね。小麦と発酵バターの “クロワッサン”、ここには売っていないけど。小麦と卵の “カステラ”、ここには売っていないけど。卵とミルクの “プディング”、ここには売っていないけど。売っていないから、それでも類似品を買っていた。でも、これでやめると決心できる。

だけど、おいしいことを知っているから、ふと口にしたくなる。そんなときは買うことにしている。やめてみて感じたのが、小麦や砂糖などは、聞いてはいたけど、中毒性が高い。どうしても食べたくて、一度口にすると、次の日も食べたくなる。そして、小麦を食べ始めると、アレルギー症状が出ることがわかった。アレルギー検査では出ない、自分の体に聞いてみた、アレルギー反応。

もうすでに、私の一生分の許容量を超えたんだろうね。もう、小麦は食べない方がいい。できるだけ。たまには食べたい。そして、カフェイン中毒だった私が、コーヒーをやめた。飲まなくても大丈夫。代用はココアパウダーでココア。日本でも安価で購入できるといいな。

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