先進国の世界的な少子化が止まらない。人生がこんなに大変なら、子どもはいいか、と思う人が多いと思う。そして、経済的、年齢的などの生活への負担が大きい。自分が大変だった道を子どもも同じように辿るとしたら、親になる責任は、いかほどかと気が遠くなる。親がしてくれたようなことを、私はできない。
岡田斗司夫さんが彼の番組で紹介した『26 世紀青年』、アメリカのSF、ブラックコメディ映画が興味深かった。「アメリカはバカの国になった」、それは進化論的に説明できるといって始まる。IQ 130 とか140 の夫婦は、「結婚も出産も責任があることだし、子どもを持つのは一生のことだから、準備ができてからだね。」と言って、IQ の高い夫婦の家系図はずっと二人のままで、一向に増えない。
かたや 、IQ 80の夫婦は、子どもが次々にできて、夫は外にも子どもをつくる。その子どもが同じように子どもを持ち、家系図がどんどん広がっていく。そして、アメリカは IQ の低い子どもばかりになりました、というのが冒頭部分だそう。
岡田斗司夫さん曰く、結婚や出産に資格がいると考えるとハードルが上がるので、やっちゃった人間の勝ちにすればいい。かつては、覚悟も準備もない人間に子どもができて、やっと親になるというものだった。中にはろくな親にならない親もいる。そんな、ろくでもない親から賢い子どもが生まれる場合もある、と。
始まりがあるものは、終わりがあるので、人口減少していてもいいのかなと思う。税収などの社会問題にはなるけれど。
そこで、オーストラリア。子育てをしたい人は、オーストラリア、いいんじゃないかと思う。島国で他国の影響を受けにくく、イギリス連邦の国なので先進国でありながら、歴史の浅い国。いろんなことに肩の力を抜いて生活できる。自給自足がかなう国。
競争しなくていいし、流行もないし、自分が生きたい場所(地名ではなく生活レベル)で生きても、それなりの生活はできる。なにより、生活にお金がかからない。家は高いけど、それは先進国ならどこに住んでも同じだよね。
子育てについては、国のサポートが話題になる。出産、育児手当、子ども手当てなどを見てみると、出産時の手当てや産休・育休手当は日本の方が良い。その先の子ども手当。オーストラリアは、0 歳から高校卒業まで、一人当たり平均 約 $400 /月(子どもの年齢や親の収入によって異なる)が支給される。他にも、一人親世帯、低所得者の支援やその子どもへの支援など、税収が国民に使われる国。
オーストラリアは、子育てへの国のサポートが手厚いと言われるけれど、それよりも注目したいのは、生活環境の良さ。高い生活水準で、他の先進国にはない、シンプルでゆったりした生活が送れる。これは、大人にとっても、子どもにとっても良いんじゃないかと思う。
世界中で少子化が問題になっている中、オーストラリアは COVIDの間、出生率が上がったそう。他にやることがないから、と笑い話にしているけれど、国のサポートや生活のしやすさが背景にあるのは間違いない。